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Windows 7 ── Vista の土台を引き継いで出直した Windows

秋葉原のソフマップ本館前で行われた Windows 7 の発売イベントに集まった人たち
出典fukapon (Flickr, via Wikimedia Commons) · CC BY 2.0 · Commons で見る ↗

メタデータ

日付
年代
2000s
Tier
T1
出典数
07
関連項目
01
Tags
#windows#operating-system#microsoft

Windows 7 の発売日は2009年10月22日(木)である。この日、新しい PC への搭載とパッケージ製品の両方で、世界の4万5千を超える小売店で一般発売が始まった。発売時点の言語は14で、そこに日本語が含まれていた。日本でも同じ日に発売され、秋葉原では10月22日0時ちょうどに販売が解禁されている。日本は第一陣だった。残りの言語は10月31日から順次提供された。

Microsoft はその3か月前、2009年7月22日に RTM(製造工程向けリリース)を発表しており、ボリュームライセンス顧客や MSDN・TechNet の会員が最初に最終版を入手できた。

公開から発売まで

日付出来事
2008年10月28日ロサンゼルスの開発者会議 PDC2008 で初の本格的な公開デモ。参加者にプレベータ版を配布
2009年初めPDC で予告された正式ベータ
2009年6月25日米国の価格と期間限定の予約特価を発表
2009年7月22日RTM
2009年10月22日日本を含む世界で一般発売

米国で6月26日から7月11日まで受け付けた予約特価は、Home Premium が49.99ドル、Professional が99.99ドルで、通常価格の半額以下だった。

Vista のハードウェアに合わせて作る

Microsoft の最初の発表で最も重い一文は、機能の話ではなかった。PDC2008 で同社は、Windows 7 を Windows Vista と同じハードウェア・アプリケーション・デバイスドライバと互換性を持つよう設計していると述べた。「Vista Capable」訴訟を含め、互換性と性能をめぐる議論が続いた後だけに、Vista を使っている人にとっては、手持ちの PC をそのまま持ち越せるという意味になった。

もう一つの柱は簡素化だった。2008年10月の発表資料は、改良されたナビゲーション、新しいタスクバー、よく使うものにすぐ手が届く整理された画面、マルチタッチのジェスチャー、カメラ・電話・プリンタとの連携を扱う Device Stage、家庭のネットワーク機器とのメディア共有を挙げている。開発者向けには、新しいタスクバー、リボン、シェルとの統合を、アプリケーションを見つけやすく使いやすくする仕組みとして示した。Windows の開発部門を率いた Steven Sinofsky は、計画と開発の進め方を新しくしたことを強調した。

同じ発表は、人とのつながりを保つ Windows Live のサービスや、Web をより速く安全に使えるとうたう Internet Explorer 8 も Windows 7 と組み合わせて示している。PDC の参加者には、サーバ版にあたる Windows Server 2008 R2 のプレベータ版も配られた。こちらも2009年7月22日に Windows 7 と同時に RTM を迎えている。

価格

2009年6月25日に発表された米国の推定小売価格は次のとおり。

エディションアップグレード版通常版
Home Premium119.99ドル199.99ドル
Professional199.99ドル299.99ドル
Ultimate219.99ドル319.99ドル

発売の日

Microsoft の Windows ブログは発売日に、Best Buy・Staples・Wal-Mart、オンラインの Amazon や自社ストアなどの販売店を挙げ、同じ日にアリゾナ州スコッツデールで Microsoft 初の直営店を開くと伝えた。DVD ドライブを持たないネットブック向けには、ダウンロードした ISO イメージから起動用 USB メモリを作るツールも用意した。発売の広告は、何百万人ものテスターが製品を形づくったという筋立てだった。

日本 ── 真夜中の秋葉原

ITmedia によれば、10月22日0時、秋葉原で DSP 版 Windows 7 の一般向け販売が解禁された。各店はカウントダウンや深夜イベントを開き、集まった人数は1000人を大幅に超えるとみられた。正確な数は不明だが、業界関係者からは「Windows 98以来の盛況」「Vistaの倍以上」といった声が出たという。ある店の先頭の購入者は、前日の朝10時から並んでいた。パッケージ版も0時に発売されたが、有楽町の量販店のカウントダウンに集まったのは15人と、秋葉原とは対照的だった。

最初の1年

発売1周年に Microsoft は、Windows 7 のライセンスが 2億4千万を超えて売れ、史上最も速く売れた OS になったと発表した。2010年9月時点で一般消費者向けの新しい PC の93%に Windows 7 が載っていたこと、発売6か月後には1万8千社を超える OEM パートナーのすべてが Windows 7 搭載機を売っていた(Vista は同時期に70%)ことも挙げている。Net Applications の2010年10月1日時点の集計として、世界の OS 市場で17%を超えるシェアを得たとも述べた。いずれも Microsoft 自身の数字で、売れたライセンス数は稼働している台数と同じではない。

サポート終了

Microsoft のライフサイクル情報によれば、メインストリームサポートは2015年1月13日、延長サポートは2020年1月14日に終了し、その後は企業向けに最長3年分の拡張セキュリティ更新(ESU)が有償で用意された。その時点で Windows 7 のまま残っていた PC の問題と、後の期限との比較は、Windows 10 のサポート終了の記事で扱っている。

Windows 7 の次は、2012年の Windows 8 である。こちらははるかに大胆な作り直しだった。全体の流れは Microsoft の年表と OS の年表、企業については Microsoft を参照。

よくある質問

Windows 7 はいつ発売されましたか。
一般発売は2009年10月22日です。それに先立ち、2009年7月22日に RTM(製造工程向けリリース)が発表され、ボリュームライセンス顧客や MSDN・TechNet 会員が先に入手できました。
日本で Windows 7 が発売されたのはいつですか。
日本でも2009年10月22日で、世界と同じ日です。日本語は発売時の14言語に含まれ、秋葉原では10月22日0時に DSP 版の販売が解禁され、深夜販売に1000人を大きく超える人が集まったと報じられました。
Windows 7 の発売時の価格はいくらでしたか。
米国の推定小売価格はアップグレード版が Home Premium 119.99ドル、Professional 199.99ドル、Ultimate 219.99ドル、通常版が同じ順に199.99ドル、299.99ドル、319.99ドルでした。
Windows 7 のサポートはいつ終わりましたか。
Microsoft のライフサイクル情報では、メインストリームサポートが2015年1月13日、延長サポートが2020年1月14日に終了しています。その後は有償の拡張セキュリティ更新(ESU)が最長3年分用意されました。

出典

  1. 一次資料Microsoft Releases Windows 7 and Windows Server 2008 R2 — Microsoft News Center, Jul 22, 2009

    RTM と10月22日の一般発売予定

    取得日: 2026-10-05

  2. 一次資料LeBlanc, B. (Oct 22, 2009). Windows 7 Arrives Today With New Offers, New PCs, And More! — Windows Experience Blog

    4万5千店、日本語を含む14言語

    取得日: 2026-10-05

  3. 一次資料Windows 7 — Microsoft Lifecycle

    取得日: 2026-10-05

  4. 二次資料Windows 7の一般販売が解禁 ── 真夜中のアキバに1000人を超える群衆 — ITmedia PC USER, 2009年10月22日

    日本での10月22日0時の販売解禁

    取得日: 2026-10-05

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