T1#consumer
Nintendo Wii ── モーション操作の家庭機

メタデータ
- 日付
- 年代
- 2000s
- Tier
- T1
- 参照年表
- ゲーム機・ゲーム技術の歴史
- 出典数
- 06
- 関連項目
- 01
- Tags
- #consumer
Wii の日本での発売日は 2006年12月2日 、 価格は25,000円だった。 ただし世界で最初に発売されたのは日本ではなく北米で、 13日早い 2006年11月19日 に249.99ドルで店頭に並んでいる。 任天堂の据置機で、 本拠地の日本より先に北米で発売された例である。
| 地域 | 発売日 | 価格 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 北米(米州) | 2006年11月19日 | 249.99ドル(Wii Sports 同梱) | 任天堂 IR、 Nintendo of America のファクトシート |
| 日本 | 2006年12月2日 | 25,000円 | GAME Watch(2006年9月14日) |
| オーストラリア | 2006年12月7日 | ── | 英語版 Wikipedia |
| 欧州 | 2006年12月8日 | ── | 英語版 Wikipedia |
任天堂 IR の地域別販売推移表も、 Wii の発売日を「released on November 19, 2006」とし、 地域を「The Americas」と書いている。 任天堂自身の記録が、 日本ではなく米州の日付を基準にしているわけである。
日本の日付と価格は、 2006年9月14日に任天堂が開いた発表会「Wii Preview」で明らかにされ、 北米の日付と価格も同じ日に Nintendo of America のファクトシートで公表された。 北米の249.99ドルには、 5種目を1枚に収めた『Wii Sports』が含まれていた。 英語版 Wikipedia によれば、 日本の本体には『Wii Sports』は同梱されていない。 GAME Watch によれば、 Wii Preview ではサードパーティ製を含む計105タイトルの Wii 用ソフトもあわせて発表された。
「Revolution」から Wii へ
英語版 Wikipedia によれば、 この機種は社内で「Revolution」のコード名で呼ばれ、 2005年の E3 で初めて公に示された。 中身は IBM 製の CPU「Broadway」と ATI 製の GPU「Hollywood」で、 同じ世代の PlayStation 3 や Xbox 360 と性能で張り合う構成ではなかった。 同じ記事は、 岩田聡社長のもとで任天堂が処理性能の競争よりも「ゲーム人口の拡大」を優先したと説明している。
Wiiリモコン ── 指す・振る
操作の中心は Wiiリモコンで、 Nintendo of America のファクトシートはその形をテレビのリモコンに似たものと説明している。 英語版 Wikipedia によれば、 内蔵の加速度センサが振りや傾きを捉え、 赤外線の検出部がテレビの近くに置く「センサーバー」を手がかりに位置を割り出す。 ボタンを押す代わりに、 テニスのラケットのように振る、 画面の一点を指す、 という操作がそのまま入力になった。
ファクトシートによれば、 Wiiリモコンに接続して左手で持つヌンチャクにも3軸のモーションセンサが入っており、 両手それぞれの動きを入力に使うことができた。
最初の5か月で584万台
2007年4月26日、 任天堂は2007年3月期の決算短信で、 Wii のハードが発売から5か月で 584万台 を販売し、 好調な滑り出しを見せたと報告した。 同じ文書は、 Wiiリモコンを剣や弓として扱う『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』と、 現実のスポーツを模した5種目を収めた『Wii Sports』がよく売れたこと、 そして Wii が従来のゲーマーに加えて広い層の利用者を引きつけていることを挙げている。
任天堂はこの文書で、 Wii を、 周りの人を笑顔にする機械と位置づけ、 天気予報やニュース、 インターネット閲覧などを提供する「チャンネル」の考え方を広げていくと書いた。 家族の誰もが毎日電源を入れる理由を作る、 という方針である。
どの地域で売れたのか
任天堂 IR の地域別販売推移表(2026年3月期までの累計)は、 Wii の販売を地域ごとに分けている。
| 地域 | 本体 | ソフト |
|---|---|---|
| 日本 | 1,275万台 | 7,594万本 |
| 米州 | 4,864万台 | 5億253万本 |
| その他 | 4,023万台 | 3億4,338万本 |
| 合計 | 1億163万台 | 9億2,185万本 |
本体の半分近くは米州で売れ、 日本は全体の8分の1ほどにとどまる。 本体1台あたりのソフト本数に直すと、 米州は約10.3本、 日本は約6.0本で、 ソフトの売れ方にも地域差がある。 最初の決算期(2007年3月期、 発売から2007年3月末まで)の584万台も、 内訳は日本200万台、 米州237万台、 その他147万台で、 発売の早かった米州が最初から最大の市場だった。 同じ期のソフトは合計2,884万本で、 日本612万本、 米州1,449万本、 その他823万本である。 本体1台あたりにすると、 最初の4か月あまりで日本でも約3本のソフトが買われていた。
何台売れたのか
任天堂 IR の全世界連結販売数量では、 Wii は本体 1億163万台 、 ソフト 9億2,185万本 である(2026年6月30日時点の表)。 同じ表の据置機のなかで、 これを上回るのは後の Nintendo Switch の1億5,659万台だけで、 ファミコン(NES と合算で6,191万台)も NINTENDO64(3,293万台)も下回る。
英語版 Wikipedia によれば、 日本での生産は2013年10月20日に終わり、 ソフトを買うための「Wii ショッピングチャンネル」は2019年1月に閉じられた。
任天堂の歴代ハードの流れは 任天堂 のページにまとめている。
よくある質問
- Wii の発売日はいつか
- 日本では2006年12月2日に25,000円で発売されました。世界で最初の発売は北米で、2006年11月19日(249.99ドル)です。オーストラリアは12月7日、欧州は12月8日でした。
- Wii Sports は本体に付いていたのか
- 北米では249.99ドルの本体に Wii Sports が同梱されていました。日本の本体には同梱されていません。
- Wii は全部で何台売れたのか
- 任天堂 IR の全世界連結販売数量で、本体1億163万台、ソフト9億2,185万本です。発売から最初の5か月では584万台でした。
出典
二次資料Wii用ソフト スクリーンショット集 — GAME Watch、2006年9月14日
日本の発売日12月2日と価格25,000円(Wii Preview での発表)
二次資料Wii — Hardware — Nintendo World Report (Nintendo of America fact sheet, September 14, 2006)
北米の発売日と249.99ドル、Wii Sports 同梱
三次資料Wii — Wikipedia
最終更新: