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ニンテンドーDS ── 二画面とタッチペン

開いた状態の初代ニンテンドーDS(青)。上下2枚の液晶と十字キー、ABXY ボタンが見える
出典Evan-Amos · Public domain · Commons で見る ↗

メタデータ

日付
年代
2000s
Tier
T1
出典数
08
関連項目
01
Tags
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ニンテンドーDS の日本での発売日は2004年12月2日、価格は15,000円だった。ただし世界で最初に発売されたのは日本ではなく、2004年11月21日の北米(149.99ドル)である。日本は北米より11日遅れた。任天堂 IR の資料も、DS の最初の発売を2004年11月21日・米大陸としている。

地域発売日価格出典
北米2004年11月21日149.99ドル任天堂 IR(日付)、Nintendo World Report(価格)
日本2004年12月2日15,000円GAME Watch、PC Watch
オーストラリア2005年2月24日──英語版 Wikipedia
欧州2005年3月11日──英語版 Wikipedia

順序は、1989年の ゲームボーイ とは逆になった。ゲームボーイは日本が北米より3か月あまり先だった。DS の日本発売の10日後、2004年12月12日には、ソニーの PSP が日本で発売されている。

第3の柱として

英語版 Wikipedia によれば、任天堂は2004年1月に DS を発表し、ゲームボーイアドバンスとニンテンドーゲームキューブに並ぶ実験的な第3の柱と位置づけた。試作機が公開されたのは2004年5月の E3 である。

2004年10月7日、任天堂は日本で DS の実機を公開した。GAME Watch によれば、このとき任天堂が日本の発売に合わせて用意すると示したのは次の5本で、他社タイトルと合わせて年内に14本がそろう見込みとされた。

ソフト価格
スーパーマリオ64DS4,800円
さわるメイドインワリオ4,800円
ポケモンダッシュ4,800円
大合奏!バンドブラザーズ4,800円
直感ヒトフデ3,800円

同じ記事で岩田聡社長は、DS は前提となる知識がなくても遊べると強調し、ファミコン以来のコントローラーの形にとらわれない直感的なタッチ操作が、初心者と熟練者の差を縮めると説明している。

二画面とタッチパネル

PC Watch が発売日に掲載した記事によれば、DS の構成は次のとおりだった。

項目内容出典
画面バックライト付きの3インチ液晶を2枚。下の画面がタッチパネルPC Watch
解像度各画面 256 × 192 ドット英語版 Wikipedia
CPUARM9 と ARM7 を1チップにまとめたデュアルコア(67MHz と 33MHz)PC Watch、英語版 Wikipedia(クロック)
通信IEEE 802.11 準拠の無線 LAN と独自プロトコルPC Watch
音声入力マイクを内蔵PC Watch
互換性DS 用カードとは別に、ゲームボーイアドバンス用カートリッジのスロットを持つPC Watch

本体には、近くの DS 同士で無線でメッセージを送り合える通信チャットソフト「ピクトチャット」が内蔵されていた。名前の DS は Dual Screen(二画面)を表す。

英語版 Wikipedia は、のちの『nintendogs』や『脳を鍛える大人のDSトレーニング』が、それまでゲームを遊ばなかった層を引き寄せたと説明している。

1週間と4日

The Register の2004年12月22日の記事によれば、DS の販売台数は米国で1週間、日本では4日で50万台を超え、記事の時点で米国と日本のそれぞれで100万台を超えていた。Nintendo World Report は、北米で感謝祭の週に50万台以上が売れ、任天堂が2004年末までに北米だけで100万台の販売を見込んでいると伝えている。

1億5,402万台 ── そのほとんどは改良版

任天堂 IR の累計は、DS Lite、DSi、DSi LL(海外名 DSi XL)を含めたニンテンドーDS 全体の数字である。

区分本体
ニンテンドーDS 全体1億5,402万台
うち DS Lite9,386万台
うち DSi2,844万台
うち DSi LL1,293万台

ここから差し引くと、2004年に発売された初代の DS は約1,879万台にとどまる。数の上では、DS の普及を支えたのは2006年以降の改良版だった。英語版 Wikipedia によれば、DS Lite の日本発売は2006年3月2日である。

年度別に見ても、山は発売の数年後に来ている。任天堂 IR の地域別資料による全世界の本体販売は次のとおり(任天堂の年度は4月から翌年3月まで)。

年度本体(全世界)ソフト(全世界)
2005年3月期(発売〜2005年3月)527万台1,049万本
2006年3月期1,146万台4,995万本
2007年3月期2,356万台1億2,355万本
2008年3月期3,031万台1億8,562万本
2009年3月期3,118万台1億9,731万本
2010年3月期2,711万台1億5,159万本
2011年3月期1,752万台1億2,098万本

本体もソフトも、最も売れたのは2008年4月〜2009年3月の年度だった。発売から4年あまり後である。

地域別では、本体は日本3,299万台、米大陸5,993万台、その他6,110万台、ソフトは全世界で9億4,876万本。本体の数は、ゲームボーイ(ゲームボーイカラーを含めて1億1,869万台)を上回る。ソニー・インタラクティブエンタテインメントが PS2 について示す1億6,000万台以上との比較は PlayStation 2 を参照。

任天堂の次の大きな転換は、据置機の Wii で、DS の2年後、2006年に北米から発売された。企業については 任天堂、全体の流れは ゲーム機の年表 を参照。

よくある質問

ニンテンドーDS の発売日はいつですか。
日本では2004年12月2日に15,000円で発売されました。最初の発売は北米で、2004年11月21日(149.99ドル)です。日本は北米より11日遅れました。
ニンテンドーDS の同時発売ソフトは何でしたか。
日本では任天堂の『スーパーマリオ64DS』『さわるメイドインワリオ』『直感ヒトフデ』『ポケモンダッシュ』『大合奏!バンドブラザーズ』が発売に合わせて用意されました。本体には通信チャットソフトのピクトチャットが内蔵されていました。
ニンテンドーDS は何台売れましたか。
任天堂 IR によれば、DS Lite・DSi・DSi LL を含むニンテンドーDS の本体は全世界で1億5,402万台、ソフトは9億4,876万本です。
ニンテンドーDS でゲームボーイアドバンスのソフトは遊べましたか。
遊べました。初代の DS は DS 用カードのスロットとは別に、ゲームボーイアドバンス用カートリッジのスロットを備えていました。

出典

  1. 一次資料Consolidated Sales Transition by Region (XLSX) — Nintendo IR

    最初の発売を2004年11月21日(米大陸)とし、地域別・派生機種別の販売台数を示す

    取得日: 2026-10-05

  2. 一次資料Dedicated Video Game Sales Units — Nintendo IR

    取得日: 2026-10-05

  3. 二次資料任天堂、新型携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」実機を公開 — GAME Watch、2004年10月7日

    日本の発売日と価格、任天堂の同時発売ソフト

    取得日: 2026-10-05

  4. 二次資料本日発売! ニンテンドーDS初見記 — PC Watch、2004年12月2日

    3インチ液晶2枚、タッチパネル、無線 LAN、ARM9+ARM7、GBA スロット

    取得日: 2026-10-05

  5. 二次資料Nintendo ships 2m DS consoles worldwide — The Register, Dec 22, 2004

    米国で1週間・日本で4日での50万台、両地域で100万台超

    取得日: 2026-10-05

  6. 二次資料Nintendo DS Japanese Launch — Nintendo World Report, Dec 2, 2004

    米国の希望小売価格149.99ドル、北米の感謝祭週の販売

    取得日: 2026-10-05

  7. 三次資料Nintendo DS — Wikipedia

    取得日: 2026-10-05

最終更新:

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