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NINTENDO64 発売

メタデータ
- 日付
- 年代
- 1990s
- Tier
- T1
- 参照年表
- ゲーム機・ゲーム技術の歴史
- 出典数
- 07
- 関連項目
- 01
- Tags
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NINTENDO64 の日本での発売日は 1996年6月23日 、 発売時の価格は25,000円だった。 北米では約3か月後の 1996年9月29日 に199.99ドルで、 欧州ではさらに半年近く後の 1997年3月1日 に発売されている。 日本で最初に出て、 北米、 欧州の順に広がった機種である。
| 地域 | 発売日 | 価格 | 同時発売ソフト |
|---|---|---|---|
| 日本 | 1996年6月23日 | 25,000円 | 『スーパーマリオ64』『パイロットウイングス64』『最強羽生将棋』 |
| 北米 | 1996年9月29日 | 199.99ドル | 『スーパーマリオ64』『パイロットウイングス64』 |
| 欧州 | 1997年3月1日 | ── | ── |
日本の日付は任天堂の公式ページと IR の地域別販売推移表(「released on June 23, 1996(Japan)」)で、 日本の価格と同時発売3本は GAME Watch の記事で確認できる。 北米の日付と同時発売2本は TechSpot の記事と英語版 Wikipedia、 欧州の日付と北米価格は英語版 Wikipedia による。
任天堂が公開している仕様
任天堂の「ハードウエア紹介」ページは、 本体の中身を次のように書いている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| CPU | MIPS 64ビット RISC CPU(R4000 シリーズカスタマイズ)、 93.75MHz |
| メモリ | RAMBUS D-RAM 36Mビット、 転送速度最大 4,500Mビット/秒 |
| コプロセッサ(RCP) | SP(サウンド・グラフィックス演算)と DP(ピクセル描画)、 62.5MHz |
| 解像度 | 256×224 〜 640×480 ドット |
| 描画機能 | Z バッファ、 アンチエイリアシング、 トライリニア・ミップマップ、 パースペクティブ補正 など |
| 大きさ・重さ | 幅260mm × 奥行190mm × 高さ73mm、 約880g |
任天堂は CPU を「3Dや画像処理をあつかうデザイナーたちの憧れのスーパーチップの一種」と紹介している。 英語版 Wikipedia によれば、 任天堂は1993年から「Project Reality」の名でシリコングラフィックス(SGI)と組んでこのチップ群を開発している。 任天堂自身のページは SGI の名前を出していない。
コントローラ ── 3D を操作するための形
この機種の性格をいちばんよく表しているのはコントローラである。 任天堂の紹介ページはこれを「3Dを操るために生まれた」コントローラと呼び、 その中心に「3D(サンディ)スティック」を置いた。 突き出たスティックを親指で回すことで、 3D 空間での微妙な動きができる、 というのが任天堂の説明で、 例として『スーパーマリオ64』でクッパをつかんで振り回す動作を挙げている。
4つの C ボタンは、 画面のアングル ── 超接近、 遠景、 上から、 下から、 ななめから ── を切り替えるために用意された。 任天堂は、 このボタンが他の操作と独立して働くので、 走りながらアングルを変えられることを、 3D ゲームならではの楽しさとして説明している。
握り方は3通りが想定されていた。 3D アクションやレース、 フライトゲーム向けの「ライトポジション」、 3D スティックを右手で操作する「レフトポジション」、 そしてスクロール型のアクションやロールプレイング、 パズル向けの「ファミコンポジション」である。 ファミコン 以来の十字キー操作を残しながら、 アナログ操作を足した形だった。
本体には 4つのコントローラ端子 が最初から付いており、 追加の機器なしで4人まで遊べた。 コントローラ裏の差込口には、 セーブ用の「コントローラパック」を挿す。
振動パックは10か月後
手に振動を返す「振動パック」は、 本体と一緒には出ていない。 任天堂の周辺機器ページによれば、 発売は 1997年4月27日 、 単品の希望小売価格は1,400円(税別)で、 単四アルカリ乾電池2本で動く。 同じページは、 『スターフォックス64』に同梱されていたことも記している。 「NINTENDO64 は最初から振動する」という記憶は、 正確ではない。
カートリッジという選択
NINTENDO64 は、 ソフトの媒体に ROM カートリッジを使い続けた。 同じ時期のライバル機は CD-ROM に移っており、 その違いは 初代 PlayStation のページに書いた。 英語版 Wikipedia は、 この判断が当時から賛否を呼び、 市場の主導権を失った要因としてしばしば挙げられると記している。 日本では1999年に、 磁気ディスクを使う周辺機器「64DD」が国内限定で出たが、 対応ソフトは9本にとどまった(英語版 Wikipedia)。
売れたのは海外だった
任天堂 IR の地域別販売推移表は1998年3月期から数字を載せている。 海外の内訳がすべてそろう最初の期である2000年3月期(1999年4月〜2000年3月)を見ると、 NINTENDO64 本体の販売は合計649万台、 うち日本94万台、 米州471万台、 その他84万台だった。 日本は全体の約14%にすぎない。 ソフトも同じ期に合計5,666万本のうち日本は810万本で、 米州が4,049万本を占める。 日本で最初に発売された機種だが、 台数の上では米州の機械だった。
何台売れたのか
任天堂 IR の全世界連結販売数量では、 NINTENDO64 は本体 3,293万台 、 ソフト 2億2,497万本 である(2026年6月30日時点の表)。 同じ表で、 前の世代のスーパーファミコンは4,910万台、 次のニンテンドーゲームキューブは2,174万台となっている。 3D 操作の型を作った機種でありながら、 台数では前の世代を下回った。
任天堂の歴代ハードの流れは 任天堂 のページにまとめている。
よくある質問
- NINTENDO64 の発売日はいつか
- 日本では1996年6月23日に25,000円で発売されました。北米は1996年9月29日(199.99ドル)、欧州は1997年3月1日です。
- 同時発売のソフトは何だったのか
- 日本では『スーパーマリオ64』『パイロットウイングス64』『最強羽生将棋』の3本でした。北米は『スーパーマリオ64』と『パイロットウイングス64』の2本です。
- 振動パックは本体と同時に出たのか
- いいえ。振動パックの発売は1997年4月27日で、本体の日本発売から10か月後です。単品の希望小売価格は1,400円(税別)で、『スターフォックス64』には同梱されていました。
出典
発売日・本体仕様・コントローラ
一次資料NINTENDO64 周辺機器:振動パック — 任天堂
1997年4月27日発売
一次資料Consolidated Sales Transition by Region (XLSX) — Nintendo IR
「released on June 23, 1996(Japan)」と記載
二次資料【今日はなんの日?】任天堂がNINTENDO64を発売(1996年6月23日) — GAME Watch、2024年6月23日
発売時の価格25,000円と同時発売3本
最終更新: