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Xbox One ── 撤回から始まった Microsoft の3代目

メタデータ
- 日付
- 年代
- 2010s
- Tier
- T1
- 参照年表
- ゲーム機・ゲーム技術の歴史 · Microsoftの歴史
- 出典数
- 12
- 関連項目
- 01
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Xbox One は Microsoft の3代目の家庭用ゲーム機である。米国など13の市場で2013年11月22日に発売され、米国価格は Kinect 同梱の1種類だけで499.99ドルだった。日本での発売はおよそ9か月後の2014年9月4日で、Kinect なしが39,980円、Kinect 付きが49,980円(いずれも税抜)。日本は最初の発売地域に入っていない。
| 地域 | 発表 | 発売日 | 価格 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 米国など13市場 | 2013年5月21日 | 2013年11月22日 | 499.99ドル(Kinect 同梱) | Microsoft、Game Informer |
| 日本 | 2014年5月27日(日本の日付・価格) | 2014年9月4日 | 39,980円/Kinect 付き49,980円(税抜) | 日本マイクロソフト |
前の世代は Xbox 360、後継は2020年の Xbox Series X|S である。
「オールインワン」の発表
2013年5月21日、Microsoft は Xbox One を、ゲーム、テレビ、娯楽を1台にまとめた機械として発表した。発表文によれば、8コアの x86 プロセッサと50億を超えるトランジスタを積み、Blu-ray ディスクのドライブを備え、1080p の新しい Kinect を組み合わせる。テレビの入力を切り替えずにゲームとテレビを行き来できること、声で操作できることを前面に出し、発売は「年内」とした。
6月10日の E3 で、Game Informer によれば、Microsoft は11月に499.99ドルで出すと発表した。構成は1種類で、欧州は499ユーロ、英国は429ポンドだった。
6月19日の撤回
発表のあとで最も議論を呼んだのは、ゲームの持ち方にかかわる方針だった。TechCrunch のまとめによれば、Microsoft は本体を使える状態に保つための24時間ごとの自動のオンライン確認、ディスクのゲームを共有できる相手の制限、地域による制限を示しており、強い反発を受けた。
2013年6月19日、Microsoft の Don Mattrick は Xbox Wire で方針を改めると発表した。主な変更は次のとおりである。
| 項目 | 撤回後の方針 |
|---|---|
| オンライン接続 | 最初の一度の設定のあとは、ディスクのゲームを「without ever connecting online again」遊べる。24時間ごとの接続は不要 |
| 中古・貸し借り | ディスクのゲームの共有、転売、貸し借りは Xbox 360 と同じようにできる |
| 地域制限 | どの国の Xbox One でもゲームが動き、地域制限はない |
| ダウンロード版 | 共有や転売はできない。オフラインでも遊べる |
| ディスク | ディスクのゲームはディスクをトレイに入れて遊ぶ |
Xbox Wire は、この変更によって以前に発表した使い方の一部が変わるとも書いている。
発売と、PS4 との価格差
Xbox Wire によれば、Xbox One は11月22日に13の市場で発売され、24時間足らずで100万台以上が消費者に売れ、Xbox 360 の発売初日を上回った。1週間前の11月15日には、Sony の PlayStation 4 が北米で399ドルで発売されていた。
2014年5月13日、Xbox 部門を率いる Phil Spencer は、Kinect を外した Xbox One を6月9日に399ドルで出すと発表し、Kinect 付きは499ドルのまま残した。The Register は、これで PS4 と価格で正面から競えるようになると評している。日本ではその約3か月後の9月4日に、最初から Kinect なしと Kinect 付きの2種類で発売された。日本マイクロソフトは同じ発表で、Kinect センサーを単体のアクセサリとして2014年秋に出すとしている。
販売台数を言わなくなる
2015年10月、Microsoft は Xbox の業績の示し方を変えた。GeekWire によれば、毎四半期に報告してきた本体の販売台数をやめ、代わりに Xbox Live の月間アクティブ利用者数を出すようにした。最初の報告では、9月の四半期の利用者数は前年同期の約3,000万から28%増の3,900万だった。このため、Xbox One の累計販売台数について Microsoft の公式の数字はない。
One S と One X
2016年に小型の Xbox One S が出た。Xbox Wire によれば、2TB の限定版が8月2日に399ドルで発売され、1TB 版は349ドル、500GB 版は299ドルとされた。Microsoft は One S を、4K Ultra HD の Blu-ray と HDR の動画ストリーミングに対応した「first and only console」と説明している。
2017年6月の E3 では、上位機の Xbox One X が発表された。Microsoft は「the world's most powerful console」と呼び、11月7日から499ドルで順次発売した。1TB のハードディスクを積み、Xbox One のゲームと周辺機器はすべて使えるとされた。
| 年 | 機種 | 米国価格(発売時) |
|---|---|---|
| 2013年11月 | Xbox One(Kinect 同梱) | 499.99ドル |
| 2014年6月 | Xbox One(Kinect なし) | 399ドル |
| 2016年8月 | Xbox One S(2TB 限定版から) | 399ドル(1TB 349ドル、500GB 299ドル) |
| 2017年11月 | Xbox One X | 499ドル |
生産終了
Video Games Chronicle によれば、Microsoft は2020年7月に Xbox One X と Xbox One S All-Digital Edition の終了を告げ、2022年1月には、Xbox のコンソール製品マーケティングを担う Cindy Walker が The Verge に「we stopped production for all Xbox One consoles by the end of 2020」と述べた。Xbox Series X|S の生産に集中するためだという。
Xbox One とともに出た Kinect のその後は Kinect、Microsoft の歩み全体は Microsoft の年表、ゲーム機の流れは ゲーム機の年表 にある。
よくある質問
- Xbox One の発売日はいつですか。
- 米国など13の市場で2013年11月22日、日本では2014年9月4日です。米国価格は Kinect 同梱で499.99ドル、日本は Kinect なしで39,980円、Kinect 付きで49,980円(いずれも税抜)でした。
- Xbox One の DRM 撤回とは何ですか。
- Microsoft は発売前、24時間ごとのオンライン確認、ディスクのゲームの貸し借りや転売の制限、地域制限を示していましたが、2013年6月19日にすべて撤回しました。最初の設定のあとはオンラインに接続しなくてもディスクのゲームを遊べるようにし、地域制限もなくしました。
- Xbox One は何台売れましたか。
- Microsoft は2015年10月から本体の販売台数の報告をやめ、Xbox Live の月間アクティブ利用者数を示すようになったため、公式の累計台数はありません。発売時には、24時間足らずで100万台以上が消費者に売れたと発表しています。
- Xbox One S と Xbox One X はいつ出ましたか。
- Xbox One S は2016年8月2日に2TB の限定版が399ドルで出ました。Xbox One X は2017年11月7日から499ドルで発売されました。Microsoft は2020年末までにすべての Xbox One の生産を終えています。
出典
8コアの x86 プロセッサ、50億以上のトランジスタ、Blu-ray、1080p の新しい Kinect、年内発売
二次資料Microsoft Heeds Gamer Feedback, Dumps Xbox One DRM Restrictions — TechCrunch, June 19, 2013
撤回前の方針(24時間ごとの確認、共有の制限、地域制限)の要約
最終更新: