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PlayStation Vita ── 有機 EL と背面タッチの携帯機

メタデータ
- 日付
- 年代
- 2010s
- Tier
- T1
- 参照年表
- ゲーム機・ゲーム技術の歴史
- 出典数
- 10
- 関連項目
- 00
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PlayStation Vita(PS Vita)の日本での発売日は2011年12月17日で、価格は Wi-Fi モデルが24,980円、3G/Wi-Fi モデルが29,980円(いずれも税込)だった。北米と欧州は2012年2月22日に続き、米国では Wi-Fi モデル249.99ドル、3G/Wi-Fi モデル299.99ドルだった。最初に発売されたのは日本で、北米より2か月早い。
| 地域 | 発売日 | Wi-Fi モデル | 3G/Wi-Fi モデル | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 日本 | 2011年12月17日 | 24,980円(税込) | 29,980円(税込) | SCE |
| 北米(米国) | 2012年2月22日 | 249.99ドル | 299.99ドル | 米国 SCE |
| 欧州 | 2012年2月22日 | 249.99ユーロ | 299.99ユーロ | 米国 SCE |
SIE の企業年表によれば、2011年12月の発売は日本・香港・台湾で、2012年2月に韓国・北米・欧州が続いた。前の世代の PSP から数えて7年後の後継機である。
NGP から PlayStation Vita へ
SCE は2011年1月27日、コードネーム「NGP」の次世代携帯型エンタテインメントシステムを発表し、2011年末の発売を予定するとした。発表の時点で、5インチの有機 EL によるマルチタッチ画面、本体背面のマルチタッチパッド、4コアの ARM Cortex-A9 といった中身はすでに示されていた。
日本の発売日と価格は、2011年9月14日の SCE の発表で明らかになった。予約は10月15日から受け付け、発売日には26タイトルをそろえるとした。同じ発表が示した主な仕様は次のとおりである。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 画面 | 5インチ(16:9)、960×544、有機 EL、マルチタッチ |
| 背面 | マルチタッチパッド(静電容量式) |
| CPU | ARM Cortex-A9(4コア) |
| カメラ | 前面・背面、最大640×480(VGA) |
| 3G 通信 | 3G/Wi-Fi モデルのみ。日本の通信事業者は NTT ドコモ |
北米の日付と価格は、2011年10月18日に米国の SCE が発表した。同じ発表は、欧州の価格を249.99ユーロと299.99ユーロとしている。
専用メモリーカード
PS Vita では、ダウンロードしたソフトや保存データを、汎用の SD カードではなく専用のメモリーカードに記録した(英語版 Wikipedia)。のちの PCH-2000 は1GB を内蔵している。SCE の2011年9月の発表が示した日本の価格(税込)は次のとおりである。
| 容量 | 発売時 | 2013年9月10日から |
|---|---|---|
| 4GB | 2,200円 | 1,554円 |
| 8GB | 3,200円 | 2,079円 |
| 16GB | 5,500円 | 3,969円 |
| 32GB | 9,500円 | 6,804円 |
値下げ後の価格は、2013年9月の SCE の発表を報じた AV Watch による。英語版 Wikipedia は、海外のレビューが専用メモリーカードの価格を高すぎると繰り返し批判したことをまとめている。
薄型モデルと PS Vita TV
AV Watch によれば、SCE は2013年9月9日、薄型・軽量の新モデル PCH-2000 を10月10日に19,929円で発売すると発表した。厚さは20%薄い15mm、重さは15%軽い219g になり、画面は有機 EL から液晶に替わった。5インチ・960×544の大きさは変わらず、1GB のメモリーを内蔵した。
同じ日に発表されたのが、テレビにつないで遊ぶ PS Vita TV である。AV Watch によれば、2013年11月14日に9,954円で発売された。対応する PS Vita のソフトや、PlayStation・PSP のゲームアーカイブスを遊べたが、操作には別売の DUALSHOCK 3 が必要だった。SIE の企業年表によれば、PlayStation TV の名前で2014年10月に北米、11月に欧州でも発売された。
販売台数
SIE の企業年表が示す PS Vita の全世界の販売は、2012年2月の120万台である。英語版 Wikipedia によれば、ソニーはその後、直接の販売台数を公表しなくなった。同じ記事は外部の推計として、2017年に約1,500万台、2018年に約1,600万台という数字を紹介しているが、いずれもソニーの数字ではない。
出荷完了と、その後のストア
GameBusiness.jp によれば、ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアは2019年3月、PS Vita の公式ページを更新し、現行モデル PCH-2000 の出荷完了を発表した。同じ記事は、2004年12月の PSP から続いた PlayStation の携帯機の歴史が14年2か月で幕を閉じたと書いている。
ソフトを買うストアのほうは、もう少し長く続いた。PlayStation Blog によれば、ソニーは PS3 と PS Vita 向けの PlayStation Store を2021年夏に閉じる予定だったが、2021年4月19日にこれを撤回した。その後、2026年7月1日に改めて、PS Vita 向けのストアを2027年7月に終了すると発表した(一部の国では PS3 向けが先に終わる)。理由は決済処理などの新しい基準に PS3 と PS Vita が対応できないことで、購入済みのコンテンツは当面再ダウンロードできるとしている。
同じ時期の据置機は PlayStation 3(2006年)と、その後継の PlayStation 4(2013年)である。ゲーム機全体の流れは ゲーム機の年表 を参照。
よくある質問
- PS Vita の発売日はいつですか。
- 日本では2011年12月17日に発売されました。価格は Wi-Fi モデル24,980円、3G/Wi-Fi モデル29,980円(税込)です。北米と欧州は2012年2月22日で、米国では249.99ドルと299.99ドルでした。最初に発売されたのは日本です。
- PS Vita のメモリーカードはいくらでしたか。
- 発売時の日本の価格(税込)は4GB 2,200円、8GB 3,200円、16GB 5,500円、32GB 9,500円です。2013年9月10日からは、それぞれ1,554円、2,079円、3,969円、6,804円に下がりました。
- PS Vita は何台売れましたか。
- SIE の企業年表が示す全世界の販売は、2012年2月の120万台までです。英語版 Wikipedia によれば、ソニーはその後、直接の販売台数を公表しておらず、記事が紹介する外部の推計は1,500万〜1,600万台程度です。
- PS Vita の生産はいつ終わりましたか。
- GameBusiness.jp によれば、ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアは2019年3月、公式ページで現行モデル PCH-2000 の出荷完了を発表しました。
出典
コードネーム NGP の発表、2011年末の発売予定、有機 EL・背面タッチパッド・CPU
一次資料PlayStation®Vita Available in Japan on December 17, 2011 — SCE, September 14, 2011
日本の発売日と価格、メモリーカードの価格、26タイトル、仕様、NTT ドコモ
一次資料Expanded Company Timeline — Sony Interactive Entertainment
地域ごとの発売月、2012年2月の120万台、PS Vita TV と PS TV
一次資料An update on PlayStation Store for PS3 and PS Vita — PlayStation Blog, July 1, 2026
PS Vita 向けストアの2027年7月の終了と、再ダウンロードの継続
二次資料SCE、薄型軽量の新PS Vitaを10月10日発売。19,929円 — AV Watch、2013年9月9日
PCH-2000 の発売日・価格・仕様と、メモリーカードの値下げ
三次資料PlayStation Vita — Wikipedia
販売の推計、メモリーカードへの批判
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