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初代 Apple Watch ── 発表から7か月後の発売、日本は初日

メタデータ
- 日付
- 年代
- 2010s
- Tier
- T1
- 参照年表
- 携帯電話・スマートフォンの歴史
- 出典数
- 05
- 関連項目
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初代 Apple Watch の発表は2014年9月9日、発売は2015年4月24日(金)である。発売国は日本・オーストラリア・カナダ・中国・フランス・ドイツ・香港・英国・米国の9カ国で、日本は第一陣に含まれ、米国と同じ日に発売された。予約と店頭での試着はその2週間前、4月10日(金)に始まっている。
発表から発売までは7か月半あった。2014年9月の発表で Apple が示したのは「2015年初頭、349ドルから」という見通しだけで、具体的な日付と国、全モデルの価格が出たのは2015年3月9日(日本の発表資料は3月10日付)のことである。
発表から発売まで
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 2014年9月9日 | Apple Watch を発表。2015年初頭に349ドルから |
| 2015年3月9日 | 4月24日に9カ国で発売と発表。全モデルの価格を公表 |
| 2015年4月10日 | 予約開始。直営店で予約制の試着。東京の伊勢丹などの百貨店でもプレビュー |
| 2015年4月24日 | 9カ国で発売。オンライン販売と、直営店および中国・日本の取扱販売店での予約販売 |
発売日の直営店では、ふらりと来て買うのではなく、予約した人に販売する形が取られた。Apple はオンラインまたは直営店で買った人に、Apple Watch を自分好みに設定して iPhone とペアリングする「パーソナルセットアップ」を提供するとしていた。
東京では、伊勢丹のショップ・イン・ショップと Dover Street Market でも4月24日から販売された。腕時計として、百貨店やセレクトショップでも売る ── その発想は販売店の選び方にも表れている。
3つのコレクションと価格
| コレクション | ケース | 米国価格 | 日本価格(税別) |
|---|---|---|---|
| Apple Watch Sport | アルミニウム(シルバー、スペースグレイ) | 349ドル / 399ドル | 42,800円 / 48,800円 |
| Apple Watch | ステンレススチール(ポリッシュ、スペースブラック) | 549〜1,099ドル | 66,800〜132,800円 |
| Apple Watch Edition | 18金(ローズ、イエロー) | 10,000ドルから | 1,280,000円から |
いずれも38mm と42mm の2サイズ。Sport の画面は強化 Ion-X ガラス、Apple Watch と Edition はサファイアクリスタルで覆われていた。価格の差は主にケースの素材と、組み合わせるバンドの違いである。
何が新しかったか
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| Digital Crown | 竜頭を回してスクロール・拡大・移動する。ホームボタンと Siri の呼び出しも兼ねる |
| Force Touch | 画面を軽く触れるのと押し込むのを区別する |
| Taptic Engine | 内蔵スピーカーと組み合わせ、音と手首への触覚で通知する |
| S1 | Apple 独自設計の SiP(System in Package) |
| センサー | 加速度センサーと心拍センサー。GPS と Wi-Fi は iPhone のものを使う |
| 電池 | 最大18時間。MagSafe 技術と誘導充電を組み合わせた充電器 |
| 対応 iPhone | iOS 8 の最新版を入れた iPhone 5・5c・5s・6・6 Plus |
Apple は発表資料で、Digital Crown を iPod のクリックホイール、iPhone の Multi-Touch 以来の革新的なナビゲーション手段だと表現した。画面は Retina ディスプレイ とされている。
機能の面では、メッセージや通話への応答、心拍を相手に送る Digital Touch、Activity アプリと Workout アプリによる運動の記録、そして Apple Pay(2014年9月の時点では米国のみ)を手首から使えることが売り物だった。
3月の発表資料は、手首のために設計されたサードパーティ製の体験も並べている。Uber の配車を頼む、American Airlines のフライトにチェックインする、外出先から自宅の Honeywell Lyric サーモスタットを操作する ── iPhone のアプリの機能を手首まで延ばす、という位置づけである。Edition の18金ケースについては、標準的な金の2倍の硬さになるよう独自に開発した合金だと Apple は説明していた。
iPhone の付属品から、単体の健康機器へ
初代は iPhone と組んで初めて完結する機械だった。それが少しずつ独り立ちしていく。
| 発表日 | モデル | 加わったもの |
|---|---|---|
| 2016年9月7日 | Series 2 | 耐水50m(水泳に対応)、GPS 内蔵で iPhone なしでもランニングの記録が可能に、2倍明るい画面。25カ国以上で9月16日発売 |
| 2018年9月12日 | Series 4 | 30パーセント以上大きな画面、転倒検出、電気心拍センサーと心電図(ECG)アプリ。ECG アプリは FDA から De Novo 分類を受け、当初は米国のみで年内提供とされた |
Series 4 の発表で Apple の COO・Jeff Williams は、ECG アプリを消費者に直接提供される初の心電図アプリだと述べている。これは Apple 自身の主張である。
Apple Watch の位置
2014年9月の発表資料で Tim Cook は、Mac・iPod・iPhone・iPad という Apple の製品カテゴリーの系譜に続くものとして Apple Watch を紹介し、これまでで最もパーソナルな製品だと述べた。同じ日には iPhone 6 と iPhone 6 Plus も発表されている。2016年に登場する AirPods とともに、iPhone を中心に身に着ける機器を広げていく流れの一部である。
よくある質問
- 初代 Apple Watch はいつ発売されましたか。
- 発表は2014年9月9日、発売は2015年4月24日です。予約と店頭での試着は4月10日に始まりました。発売国は日本・オーストラリア・カナダ・中国・フランス・ドイツ・香港・英国・米国の9カ国で、日本は第一陣に含まれていました。
- 初代 Apple Watch の価格はいくらでしたか。
- 米国では Apple Watch Sport が349ドルと399ドル、Apple Watch が549ドルから1,099ドル、Apple Watch Edition が1万ドルからでした。日本では税別で Sport が42,800円と48,800円、Apple Watch が66,800円から132,800円、Edition が128万円からです。
- 初代 Apple Watch は iPhone なしで使えましたか。
- 前提は iPhone との組み合わせで、iOS 8 の最新版を入れた iPhone 5・5c・5s・6・6 Plus が必要でした。GPS も iPhone のものを使いました。単体で GPS を持つのは2016年の Series 2 からです。
出典
一次資料Apple Unveils Apple Watch—Apple's Most Personal Device Ever — Apple Press Release, Sep 9, 2014
発表、3コレクション、Digital Crown・Taptic Engine・S1、2015年初頭・349ドルから、対応 iPhone
一次資料Apple Watch Available in Nine Countries on April 24 — Apple Press Release, Mar 9, 2015
日本を含む9カ国、4月10日の予約・試着、4月24日の発売、米国価格、18時間
一次資料Apple Watch、4月24日に9カ国で発売 — Apple Newsroom(日本), 2015年3月10日
日本の税別価格、東京の伊勢丹と Dover Street Market
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