企業・組織 :: ORG

OpenAI

2015年12月に Sam Altman・Elon Musk・Ilya Sutskever・Greg Brockman らによって、安全な汎用人工知能(AGI)の実現を目標として設立された非営利研究機関。当初は研究成果のオープン公開を旨としたが、2019年に営利子会社(OpenAI LP)を設立し方針を転換。GPT 系言語モデル、DALL·E、Whisper、ChatGPT で生成AIブームの中心となった。Microsoft からの累計130億ドル超の投資を受け、商業組織としての性格を強めている。

組織情報

設立
2015
状態
稼働中
存続
11 年
関連事象
04
名称
ENOpenAIJAOpenAI

関連する出来事

  1. 2019年7月Microsoft が OpenAI に10億ドル投資Microsoft が OpenAI と独占的なクラウドパートナーシップを結び、10億ドルの投資を発表。当時の OpenAI はまだ GPT-2 を発表したばかりの研究機関だったが、この提携は2022-2023年の生成AI ブーム以後の業界構造を決定づける一手となる。2023年1月には100億ドルの追加投資、Bing への GPT-4 統合(2023年2月)を経て、Microsoft は AI 競争での主導的立場を確立した。
  2. 2020年6月GPT-3 発表OpenAI が公開した 1750 億パラメータの言語モデル。前年の GPT-2(15億パラメータ)から100倍以上の規模拡張で、文章生成・要約・翻訳・コード生成を含む多様なタスクを少数例の Prompt から処理できる「Few-shot」能力を示した。研究コミュニティの議論を大規模言語モデルの「スケーリング則」へ集中させ、AI 投資の方向性を一変させた。
  3. 2022年11月30日ChatGPT 公開OpenAI が ChatGPT を一般公開。GPT-3.5 を対話用にチューニングし、無償で誰でもブラウザから使える形にしたサービスで、公開後5日で100万ユーザ、2ヶ月で1億ユーザに到達した(消費者向けインターネットサービスの最速記録)。生成AIという概念を専門研究の文脈から一般の家庭・学校・職場へ一夜にして移行させ、Google・Meta・Anthropic・Microsoft の方針転換を引き起こす起点となった。
  4. 2023年3月14日GPT-4 発表 ── マルチモーダルへOpenAI が GPT-4 を発表。画像入力に対応する初の主要 LLM で、米国の司法試験や AP 試験で受験者上位の成績を示した。パラメータ数・学習データ・アーキテクチャの詳細は非公開とされ、「公開と研究」という GPT-3 までの建前から、商業的に閉ざされた研究機関への OpenAI の転身を象徴する世代となった。